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魔女

魔女

ブギーポップシリーズ」の姉妹作にして、重要なウエイトを占めるシリーズである『ヴァルプルギスの後悔』に登場する超存在、炎の魔女ヴァルプルギス、氷の魔女アルケスティスの二人を指す。前者は霧間凪の内に、後者は冥加暦?の内に眠っていた。

両者は対の存在であり、永劫に戦い続ける宿命を持った"敵"である。共に、資質を持った人間の肉体を渡り歩き、長い時代を戦い続けてきている。ヴァルプルギスの例ならば、凪の前は彼女の実母である鏡子を器として宿っていた。
正体に関して釘斗博士は、宇宙エネルギー体ではないかと推測している。

全てのMPLSの始祖存在だが、能力の巨大さはそれとは比較と成り得無い絶大なもので、時間軸の過去や未来はおろか平行世界への干渉すら行い、更には異なる次元宇宙へ渡る事も可能な描写も見られた。地球上に住む全生物の精神リーディングを同時に行えるほか、指で隕石を受け止め、宇宙を引き裂くパワーを持つが故に、魔女には対等の存在が存在しない。
更に「サイレンの海」と呼ばれる領域から、他者への"魂"(と人類には認識される概念)と"運命"への干渉が可能。ここで干渉する際は時間と空間は超越された状態となり、一切の物理的制約を受けなくなる(時間を停止するよりも更に上位の現象が起こっている)。

結果、彼女らには互いが戦い続ける"宿命"は存在していても"運命"は存在しえず、彼女たちは運命よりも上位の存在として、戦いの道具として因果と運命を操っている(具体的に対象の魂へ干渉し、運命の書き換えなどを行う)。こうした様々な世界と運命とオーバースケールで眺める魔女の事を指して、「俯瞰認識者」とも呼ぶ。
俯瞰認識者は"過去"と"未来"という二つの概念の関わりによって生じている「世界」全ての構成を認識、理解出来る存在である。これらは「相克渦動」とも呼ばれ、「ナイトウォッチ三部作」にも登場した原理の基礎にして根幹の現象と思われる。もし人が「それ」を目視した場合、精神の合一化が行われてしまい自我を初めとした個は吸収される。これに対して多少なりとも自我を保っていられるのは、魔女の器性素養を持つ者である様子。
オキシジェンですら運命を見る際には一次元化した「糸」の状態でしか叶わず、運命操作と改変のみしか行えなかった事からその力の絶対的な次元の差が解る。

なお、「炎」と「氷」の異名は便宜上のもので、実際には"世界"が始まった時から両者は様々な現象や概念に姿を変えて対立してきた。本作の時間において、その現象が表面化したのが「魔女」である。魔女が存在する事自体が宇宙の理である為、もし彼女らが消滅した場合はその時点で宇宙も世界も消滅する事となる。この永久に続く現象から、人間が一部認識出来る箇所を指し「魔女戦争」とされる。

二人の魔女と呼ばれる存在は「戦地調停士シリーズ」の『紫骸城事件』にも登場しており、そこではオリセ・クォルトとビイアス・リ・カーズ?と呼ばれていた。彼女達と前述の二人の魔女との因果関係は不明だが、リ・カーズによれば彼女達の扱う力「呪詛」こそが「世界の運命」であるとしており、それを操る事すら可能であった彼女達は、先の説明通りの「運命をあやつる魔女」と同格の存在である可能性が高い。

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