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衝撃の古代アマゾン文明

『衝撃の古代アマゾン文明 第五の大河文明が世界史を書きかえる』

南米ボリビアのモホス大平原?に残る水利文明の痕跡について語る。氾濫原に作られた人口の島々、それを結ぶ水路と盛り土、正方形の人口池や養魚池、そして広大な農耕地。

著者による研究が進んでいるともいえず、内容的には整理されていない「この地のこれまで調査の経緯と、アマゾン?が予想以上に人の手で管理された土地であったとの説」の紹介に留まった感がある。

実松 克義 

南米アマゾン川上流のホモス平原には、ナスカの地上絵を遥かに超える直線道路網や大規模な運河、多数の人造湖を持ち、計画農業を行った巨大な大河文明が存在していた。その驚異的な文明に関するこれまでの調査研究を俯瞰する。

用語や登場人物

ロマ
氾濫原に作られた人口の島々。
テラプレン
ロマを結ぶ、剛直に直線を構築する盛り土。横には水路があり、それを掘った土によるものと考えられる。氾濫時期にも水中に没さない。本書中では道路と表現されているが、道路として使われたかどうか不明ですし、道路としては多すぎるということで、水利のための土塁・堤防と考えたほうが良いような気がします。
テラ・プレタ
アマゾンの黒い人工土壌。森を蒸し焼きにして作られたという。
用語や人名
解説

メモ

  • この本で強調されているほど特異な文明かというと、さほどでもないのではなかろうか。氾濫原を耕作可能とするために水路と堤を築き耕作区画を作るというのは、ようするに水利の基本ですから。
    • 氾濫原向きの水田という構造を利用できる稲作ってのは、似たような仕組みですよね。氾濫原が多く、リンやカルシウムが不足した、粘土質の土壌って、実は日本と似通った環境ですし。
    • 逆に言えば、日本でも何らかの原因で農地が放棄されたら同様になるのかも知れない。

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書評

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Last modified:2007/05/03 09:33:37
Keyword(s):
References:[書籍紹介] [実松克義] [講談社]